TOP > 住まい > 解約通知が届いたらするべきこと

解約通知が届いたらするべきこと 2015.03.27 (金曜日)

樋口さんアイキャッチ

こんにちは、樋口です

解約通知が届いたら、まずは退去者に解約理由を確認しましょう。
最大の空室対策は解約を防ぐことですから、解約理由によっては、退去そのものを防ぐための対策が出来る可能性があります。転勤や結婚による転居なら止むを得ませんが、賃料や住環境への不満などであれば改善の余地はありますね。出来るだけ迅速にヒアリングを
行うことが重要です。


解約が確定したら、この時点ですぐに募集活動を始めましょう。
募集条件確定の際に陥りがちなのが、現契約の契約条件そのままで、募集をスタートしてしまうこと。賃料相場は常に変動しています。あまりに古い条件のまま募集をすると、現時点での相場からかけ離れてしまう可能性があります。

 

次のポイントに注意してみてください。
①現在の入居者の属性をよく知る(性別・年齢・職業など)
②インターネット等で周辺の競合物件の募集状況をよく知る
③前回の内容をもとに、事前にリフォームの段取りをしておく


「どんな入居者に」「そんな条件で」「どういった部屋に」住んでもらうか。
これを明確化しておくだけで、他の空予定物件との差別化を図ることができるのです。

この記事を書いた人

樋口次郎
倒産寸前から現在まで、個人商店から組織形態まで、新卒入社から営業統括責任者、取締役を経て、現在は常務取締役 兼 グループ会社の代表取締役社長として1つの会社でリアルに濃く実践中です。


この記事のコメント

住まい新着記事