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滞納者とどう向き合うべきか 2014.12.22 (月曜日)

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こんにちは、樋口です



滞納者は、家賃以外にも負債があるケースが多く、公共料金の支払いや、カードの支払いなども滞っている場合があります。
そういった人は、当然色々な方面から督促を受けています。

そこで、同じように督促としてアプローチしても反抗を招いてしまいますから、「カウンセラー」として、その入居者が今どういう状況に置かれ家賃が払えないのかをじっくり聞き出しどうすれば支払えるのかを「一緒に考えて一緒に解決に持っていく」ことによって、健全化に導きます。

重なる負債の中では、滞納者にとって家賃支払いの優先順位が低くなっていることが多いので、それ以上に優先されている支払いは何かを把握し、まずそちらの滞納を解決することで、滞納者との信頼関係を築いていくのです。

時には励ましの言葉をかけることもあります。
いわば医者と患者のような立場ですね。

オーナー様との信頼関係を改めて構築することを目標に、一日でも早く正常な支払い状態
に戻すためのリハビリを行うのです。

家賃を支払わせることはもちろんですが、ポイントは滞納者自身の支払わないといけないという気持ちを再燃させるところにあります。

この記事を書いた人

樋口次郎
倒産寸前から現在まで、個人商店から組織形態まで、新卒入社から営業統括責任者、取締役を経て、現在は常務取締役 兼 グループ会社の代表取締役社長として1つの会社でリアルに濃く実践中です。


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