人生に35年のレバレッジ!? 2011.10.20 (木曜日)

こんにちは、樋口です。
地価と住宅ローンについて、相続アドバイザー協議会 の芳賀理事長がおもしろいことを書いてました。
以下、抜粋で引用させて頂きます。
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地価を支えていたのは、住宅ローンとサラリーマンの住宅購入意欲だそうです。
まず住宅ローンとは、人生に35年のレバレッジを効かせて、住宅購入に立ち向かうドンキホーテ・・・頭金が300万でも、残額は住宅ローンで、と清水の舞台から飛び降りる・・・
などなど、
住宅ローンという、悪魔のような制度が人を悩ませるようです。借金でお金を借りるではなく、ローンを組むって表現も抵抗を少なくしてる要因・・・
団塊世代(約1,000万人)が現役を離れるこの1~2年、住宅は子供が引き継ぐか、売却するかになり、いずれにしても、相対的な需要は激減傾向・・・
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等々、といった内容でした。
もちろん!住宅ローンも無理をせず、しっかりライフプランを考えての上であれば、全然OKだと思います。
返済額が、家賃と変わらないしってノリが多いのでそれは危険だと思います
今までは、住宅購入意欲が高い団塊の世代が借りやすい住宅ローンを利用して地価を支えていたってことです。
想定の賃貸空室数が750万戸
⇒ますます賃料は下がってくる傾向
中古物件の供給が増える
⇒売り値が安くなる
住宅購入世代の人口が減ってくる
⇒物件が売れない → 売り値が安くなる
ってことを考えると、今後、特に住宅地の地価は、一等地を除き、どんどん下がってくる傾向のように思えます
また、このような購入層の動きが賃貸市場にも大きな影響を与えてくるような気がします。
この記事を書いた人
樋口次郎
倒産寸前から現在まで、個人商店から組織形態まで、新卒入社から営業統括責任者、取締役を経て、現在は常務取締役 兼 グループ会社の代表取締役社長として1つの会社でリアルに濃く実践中です。
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