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相続税増税案のPOINT①! 2011.10.3 (月曜日)

樋口さんアイキャッチ

こんにちは、樋口です。

 

相続税の増税案について改正案のPOINTをもう少し詳しく見ていきます。

もっとも大きな増税POINTは、1基礎控除の引き下げです。
これは、基礎控除が約4割減になり、課税価格が一気に上がります。相続財産には、すべて税金がかかるわけではなく、一定額以上の財産にかかるものです。
相続財産から、誰でも一律的に控除してくれるのが、基礎控除と呼ばれるものです。

基礎控除額は、現状
5,000円+(1,000万円×法定相続人の数)
妻と子供2人のケースでは、
8,000万円の基礎控除が適用されます。


つまり、8,000万円の遺産を遺して父親が亡くなったとしても、基本無税と言うことです。


改正案での基礎控除は、
3,000万円+(600万円×法定相続人の数)
上記の例では、
4,800万円の基礎控除ということになります。

同じ8,000万円の遺産があったときに、増税案では、3,200万円の部分については、課税の対象になるということなんですあせる

 

相続税率 は、
3,000万円超~5,000万円以下で、20%-200万円なので、440万円の相続税が発生する事になりますドンッ

そのため、
・中間層世帯が課税対象になってくる
・節税対策が崩れる
ってことが予想されます。

増税はほぼ実施されると思うので、増税案での対策をしておく必要がありますOK

この記事を書いた人

樋口次郎
倒産寸前から現在まで、個人商店から組織形態まで、新卒入社から営業統括責任者、取締役を経て、現在は常務取締役 兼 グループ会社の代表取締役社長として1つの会社でリアルに濃く実践中です。


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