空室対策(テナントリテンションとは!?) 2011.08.2 (火曜日)

こんにちは、樋口です。
ここ10年~15年くらいで、家賃が15%~25%くらい下がってきています
空室対策としては、様々な手法がありますが、その中で、解約抑制(テナントリテンション)という考え方があります。空室率や入替損率の改善手段です。
マンションの価値は、手取家賃収入を増やすこと。
退去すると、現状より高く貸すことが難しい現状、
空室期間を少なくする
解約率を低くする
といった試みも必要かもしれません。
やり方の一例としては、利益誘導があります。
たとえば、2年住めば、2,000円の値下げとか
1年間滞納が無ければ、1,000円の値下げとかです。
敷金、礼金ゼロの物件も増えてきて、特に単身者の住み替えは楽にできる時代。
また、滞納が多くなってきて、回収に時間と労力を使う時代。
また、いったん空室になると、次の入居者確保に以前より、時間とお金がかかる時代。
一番いい入居者は、長く住んでくれて滞納をしない入居者
こういった方々にこそ、メリットを出してあげるべきです
長く住んでいるために、相場より高い賃料を払っている入居者がいれば家賃を相場に合わせてあげるのも、安定した賃貸経営を考えるうえで、大事かもしれません。
短期的にはマイナスでも、長期的にはプラスかもしれませんね。
次回は、数値で事例を見てみます。
では、今回もお付き合いありがとうございました
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不動産コンサルタントなFP社労士 樋口 次郎
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この記事を書いた人
樋口次郎
倒産寸前から現在まで、個人商店から組織形態まで、新卒入社から営業統括責任者、取締役を経て、現在は常務取締役 兼 グループ会社の代表取締役社長として1つの会社でリアルに濃く実践中です。
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