TOP > 住まい > 物件の力。本当はいくらで貸せるのか??

物件の力。本当はいくらで貸せるのか?? 2011.05.23 (月曜日)

樋口さんアイキャッチ

こんにちわ。不動産コンサルタントなFP社労士の樋口です。

今回は、潜在総収入(GPI)についてはてなマーク

マーケティングや市場分析の目的として、その「物件の力」を見ることがあります。
「物件の力」というのは、いくらで貸せるかってことです。


維持管理の状態、建物のグレード、築年数、広さ、駅からの距離、需給バランスなどなど、、、多くの要素が絡み合って、賃料が形成されるわけです。


いくらで貸せるか?
つまり賃料の見方はおおむね3つあります。

①現況の賃料(実際の今入ってきてる賃料)
②満室想定賃料(①に空室分が入ったと仮定した場合)

③潜在総賃料GPI(全部入れ替わったらいくらか)

大事なのは、確実に③です。

現在所有していてる物件でも定期的に③を把握しておくことはリスクヘッジになります。新規購入の場合は、どこを見るかで利回り計算が大きく変わってきます。

 

全戸4室のアパートがあったとします。
【1号室】4万円 【2号室】5万円 
【3号室】6万円 【4号室】空き⇒4万円で募集中


とすると、
①15万 ②19万 ③16万 となるわけです。


つまり、この物件の潜在総収入(GPI)は、16万円ということになります。 これは、市場分析とマーケティングにより、この空室は、4万円でないと貸せないと判断できたからです。市場分析とマーケティングは本当に重要です。

この潜在総収入から、空室損と滞納損を引き、運営費(管理費や固定資産税、メンテナンス費ほか)を引けば、営業純利益(NOI)が出てきます。ネット収入と呼ばれてる利益です。

 

では、今回もお付き合いありがとうございましたOK

 

 

ツイッターでもマメ知識つぶやいてます。フォローよろしくおねがいします。

http://twitter.com/jirohiguchi

—————————————————-

不動産投資・土地活用・相続対策・賃貸トラブル等の無料コンサル受付中
*大阪圏、首都圏限定

①まずは、無料診断
②収益シュミレーション予測を作成

—————————————————-

収益不動産情報を探している方、興味がある方、こちらで登録してください。
*週1、2回メールにて情報送信します。

—————————————————-

ご相談・ご質問はこちらまで
不動産コンサルタントなFP社労士 樋口 次郎

大阪府吹田市江坂町1-23-28江坂南口ビル
アパルトマン株式会社 www.aprt.jp
TEL (06)6821-6606
FAX (06)6821-3249

E-mail: higuchi@aprt.jp

*メールでもお気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

樋口次郎
倒産寸前から現在まで、個人商店から組織形態まで、新卒入社から営業統括責任者、取締役を経て、現在は常務取締役 兼 グループ会社の代表取締役社長として1つの会社でリアルに濃く実践中です。


この記事のコメント

住まい新着記事