不動産投資を決める判断指標とは? 2011.05.31 (火曜日)

こんにちは、樋口です。
不動産投資を行うにあたって、大事なことのひとつに、キャッシュでいくら残るか?ということがあります。
つまり、税引前の手取りがいくらか?ということが投資判断において重要です。
これを出すための計算式としては、
GPI(相場家賃での満室賃料)
- 空室損失
‐ 滞納損失
+ 雑収入(自販機やコインランドリーなど)
———————————–
EGI(実際稼働している収入)
- Opex(運営費→管理費など)
———————————–
NOI(正味のネット収入)
- ADS(ローン返済額)
———————————–
BTCF(税引前の手取収入)
ざっくり、
空室損失+滞納損失を10%くらい
OPEX(運営費)を20%くらい
(*あくまでも概算です。構造や立地によって上下します。)
で試算し、NOI(ネット収入)を出し、どれくらいの手取収入を残したいかを考えると、毎月の元利返済額をいくらくらいまでに抑えておいたらいいかが計算できると思います。
税務上の所得とは、イコールにならないですが、投資判断をするうえのモノサシとしては、この指標は大事です。
この記事を書いた人
樋口次郎
倒産寸前から現在まで、個人商店から組織形態まで、新卒入社から営業統括責任者、取締役を経て、現在は常務取締役 兼 グループ会社の代表取締役社長として1つの会社でリアルに濃く実践中です。
この記事のコメント
住まい新着記事
-
2015.12.12
-
2015.12.12
-
2015.12.2