投資の効率性の判断指標とは?? 2011.05.25 (水曜日)

こんにちわ。不動産コンサルタントなFP社労士の樋口です。
今回は、投資の効率性を見る上で大事な3つの指標を説明します。
まずは、ネット利回りです。
FCR(総収益率)= NOI(ネット収入)÷ E+LB(総投資額)
総投資額とは、自己資本(E)+借入金(LB)です。
これは、全部現金で投資を行った場合の利回りです。
その投資自体が、何年で回収できるのか?を単純に見るための指標です。
FCR10%でしたら、回収に10年。
FCR20%でしたら、回収に20年。
ということになります。
もひとつ、自己資本(借り入れではなく、実際自分が出した現金)をどれくらい効率的に運用できたか?
CCR(自己資本配当率)= CF(手取り収入) ÷ E(自己資本)
つまり、手取収入100万円、物件価格1000万円、自己資本200万円という投資を想定します。ネット利回り(FCR)は、10%ですが、自己資本の配当率は、50%となります。
また、これを逆から見た指標として、投入した自己資本を何年で回収できるか?というのが、
PB(ペイバック) = E(自己資本) ÷ CF(手取収入)
この例では、200万円 ÷ 100万円 で2年で自己資金は回収ということになります。全部自己資本より、借入をすることによって、自己資本運用の効率性は上がったということです。
経済情勢や投資スタンスによって一概には言い切れませんが、、
つまり、投資の効率性を見る場合、
CCR(一部自己資本) > FCR(全部自己資本)
で、レバレッジが+に働き、自己資金回収期間が何年か?というところが最低限押さえておくところでしょうか
では、今回もお付き合いありがとうございました。
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この記事を書いた人
樋口次郎
倒産寸前から現在まで、個人商店から組織形態まで、新卒入社から営業統括責任者、取締役を経て、現在は常務取締役 兼 グループ会社の代表取締役社長として1つの会社でリアルに濃く実践中です。
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