自宅の賃貸相場を把握しておこう!(自宅は資産か?負債か?) 2011.04.30 (土曜日)

こんにちわ。
不動産コンサルタントなFP社労士の樋口です。
一戸建てにしろ、分譲マンションにしろ、家を買うということは、つまり、一生住む前提で買うと思いますが、何らかの理由で、住まなくなる可能性もありえます。
そういった場合を想定しておくことも、ライフプランを考える上で非常に重要になります。
例えば、
離婚で今後1人で住まないと行けなくなった場合
転勤で住み続けれなくなった場合
住宅ローンの支払が厳しくなってきた場合
などなど、、
そういった場合に、
ローンの残高を「負債」
売ったらいくらになるかを「資産」
と捉えた場合に、月額のローン支払額が負債で、賃借料が収入となります。
ひとまず負債が収入で賄えるかどうかが非常に重要となってきます。
売却するにしても、売り急ぐと相場の値段では売れない場合が多いので、考える時間稼ぎにもなります。
35年 2.5% 4,000万円の自宅を購入し、5年しか経っていないと仮定しましょう。細かいところは割愛しますが、月額の元利の支払は、143,000円くらい。この額以上に家賃が取れないと毎月のキャッシュがマイナスということになります。
その他、固定資産税や修繕費なども考慮すると、それらの分もプラスを取っておく必要があります。ローン残高を見ると、ざっくり3,600万円は残ってます。売却では、逆ザヤになってしまうケースがかなり多いと思います。
不動産投資の観点で見ると、なんとかプラス20,000円ONすることが出来て、163,000円で貸せたとして、年間の収入が、1,956,000円 表面利回りでみると、4.89%です。
投資として考えると危険ですね。
こういったリスクも無いことは無いので、「まさか」に備えての考えを持っておくことは非常に大切です。
では、今回もお付き合いありがとうございました
この記事を書いた人
樋口次郎
倒産寸前から現在まで、個人商店から組織形態まで、新卒入社から営業統括責任者、取締役を経て、現在は常務取締役 兼 グループ会社の代表取締役社長として1つの会社でリアルに濃く実践中です。
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